ROLEX SUBMARINER Ref.168000

やぁやぁ、どうもどうも。
短パンです。
 
 
突然なんですが、
皆さん、10年以上使い続けている物ってありますか?
服、楽器、自転車、食器など、人って様々な物を所有して生活していると思いますが、
思い返してみると案外10年選手って少ないのではないでしょうか? 
 
ちなみに僕は、恥ずかしながら10年選手となる物は一切持っていません。
5年選手となれば、服でいくつか持っている、といった程度です。
それは僕が飽きっぽく、趣味・趣向がコロコロと変わることに起因するのですが...。
 
ですが最近は「あれも欲しい、これも欲しい」という欲が薄れてきて、
その替わりに「良い物を長く使い続けたい」という欲が沸々と強くなってきています。
 
 
前置きが長くなりましたが、
今回はそんな僕の想いを形(散財)にした一品です。
 
 
◆ ROLEX SUBMARINER Ref.168000

誰もがご存じ、ROLEX サブマリーナです。型番はRef.168000。
このサブ、実は僕と同い年(製造年:1988年)のアンティークなのです。
さらにこの型番は歴代サブの中でもちょっと珍しい物だそうです。
以下、自身に対する備忘録も兼ねたウンチクのため流し読みして下さい...。
 
 

                                                                                                                                                                                        • -

この168000型番、ROLEXでは16800型番として扱われ、書類の型番にも16800と記載されますが、
16610へのモデルチェンジ前の短期間(1985-1988or1989年)のみ製造され、
ケースに『168000』と刻まれたモデルとなります。
そのため「幻のサブマリーナ」や、0が3つあることから「トリプルゼロ」などと言われているそうです。

                                                                                                                                                                                        • -

 
 
まぁレアかレアじゃないかは実はどうでも良く、
僕が今回時計を購入するにあたり非常に気にしていたことは「製造年」でした。
 
 
少しばかり話が逸れてしまいますが、
僕は以前より「自分と同い年の時計を持つ」ことに強い憧れを抱いていました。
何故かは上手く答えられません。
ただ、自分と同じ時代を生き、今も時を刻んでいる時計って...何か素敵やん?つって。
いつか結婚し、子供が生まれた時に「これはパパと同い年の時計なんだよ」と語るって...凄く素敵やん?つって。
 
では実際、購入後何十年も使える堅牢な作りと、
定期的なメンテナンスを受けられるメーカー側の体制が確立されているブランドはどこかと考えた際に、
やはりROLEX一択だろうという答えになりました。
 
 
話を戻しますが、実はROLEXは製造年を公表していないため、
製造年を確認する際は型番・シリアル等で判断する方法を取ります。
なおシリアルで製造年を読み取る「シリアル表」方法は、多くの時計をサンプルにして導きだしたものだそうです。
 
今回のサブについては、
168000という特殊な型番、Rから始まるシリアルNo.、ブレスのクラスプに刻まれたM刻印等、
確認できる箇所は全て確認し(といっても店員さんが調べてくれたんですが...)、
ほぼ間違いなく1988年製であると判断をして購入に至った、というわけです。
 
 
 
とまぁダラダラと書きましたが、
時計単体として見ても最高にカッコいいんですよ、これ。
必要にして十分。無駄のないデザイン。
 

カッコいいよぉ...///
文字盤・3針・ルミナスポイント、全てトリチウム夜行を使用しており、
経年変化によりクリーム色に焼けております。
アンティーク時計の知識はほぼ皆無ですが、歴史の味は感じます。
 

外箱も綺麗。クレーターの写真。
 

当時(1988-1989年)のカレンダーや冊子も綺麗な状態で残っています。
これだけでも結構レアで、今後高値が付くとか。
といっても今後売る気はさらさらありませんが...。
 

内箱も素敵。良い香り。
 
 
 
仕事時にサブは使わないですが、OFFではガンガン使っていこうと思います。
「身分不相応」と言われかねないROLEX。
それでもいつか時計に見合う男になれるように。
 
ではでは。
 
 
 
いやーしかし...低所得者の僕じゃ時計集めは趣味に出来ないな...